- 高岡支部主催の学術研修会
- 第13回カイロプラクティックセミナーに参加
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2010.10.25 Monday
10月23-24日に日本カイロセミナーに参加しました。
写真は北陸支部からの参加者 5名
今年は、大阪で開催され日本全国からカイロプラクターが集い「絆」を深めました。
基調講演では、森田 博也D.O(アトラス・オステオパシー学院 学長)「スティル・テクニック」、オステオパーシーの成り立ちから、仙腸関節の変位と検査に付いての御講演があり、テクニックは一部でありましたが、大変興味深く勉強させていただきました。オステのテクニックもカイロのテクニックも隔たりが無いということが感じられました。
臨床基礎講座に参加して
中原裕幸D.Cによる「臨床における検査と治療のポイントPart3」と題して、スタティック・パルペーションの重要性についての講座でした。
私は、中原D.Cが中川貴雄カイロプラクティク勉強会の講師助手を務めている時から、何度かセミナーに出席していましたので面識がありました。以前より、人柄と雰囲気は、「人を包み込むような優しさで引き付けるものがある」と関心しておりました。
講義の内容は、骨盤と脊柱の触診点に重点がおかれ、講義後の実技時間では、私が日常の診療で行っている「スタティック・パルペーション」での、力の入れ方や方向の違いを確認・習得することができ、とても有意義な時間でした。
なかでも印象的だったのは、脊柱を指3本で挟み込み頭方から足方に強くも弱くも無い力で、沿わせる事により脊柱の変位を感じとることです。
患者を治療する際に、痛みの原因(フィクセーション)が理解できていても、自分が、今触診している部位は何処なのか? その下の層は何があるのか? さらにその下の層は? またその下は?と、想像できなければ解決できないはずです。
これは、理屈では無く患者の、過去の経験や体験したことなどを、治療を施す者の五感(視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚)に結びつけ、イメージすることによってできるのではないかと思いました。
そのためには、芸術、文学、スポーツ、音楽、あらゆることを私自身が体験し、感性を豊かにすることが大切ではないでしょうか。
また、自分自身を磨き、さらに心を鍛える(動揺しない心)事が重要であり、これらが達成できた時に本物の治療家になれると信じています。
- 「KOセミナー」の復習会に参加
- 第56回富山県柔道大会 中学の部